スリップ、スリップ、スリップ
皆さん、こんにちは。6月がやってまいりましたね。
もうわからん。6月ってこんなだっけ? 6月を迎えるのは55回目のはずなのに、わからん。どんどんわからん。いつまで経ってもわからんことばかりの自分がもううんざりだ……なんて感じに、昨日、わたしは一日中自分を責めていました。
なぜか?
ひっっっさしぶりにひどい二日酔いだったからです。正直、これを書いている月曜の朝もまだ余波が残っていて、頭も身体もすべてがノロノロもたもた。
え、でも、青山さん、お酒やめてなかった?『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)でも、そのことめっちゃ書いてなかった?
そうです。やめています。やめました。
「もう一滴も飲まないんですか?」と聞かれることがよくあります。
「そんなことはありません」と答えています。
ここ数年、アルコール依存症の人に話を聞く機会も多く、わたしも同じ質問をよくしています。
わたしがお聞きした答えにもいろいろあって、ドクターストップ的なものを受け一滴も飲まないという人もいれば、ごくごくたまに少し飲むという人もいました(でも、以前ほどおいしくない、なんて声が多いです)。
重度から軽度まで、依存症といってもグラデーションがあり、起きる問題も健康被害だったり、人間関係の問題だったり、経済的な問題だったり人それぞれ(多くは複合的に要因が絡まっていたりします)。
わたしの場合は、ほぼ完全にやめたんだけど、例えば、夫がちょっと良い目のお鮨屋さんの折りを買ってきてくれたりすると、菊正宗の上撰(純米酒)を半合ほど、熱燗にしてちびちび飲む。ささやか(でもすごい楽しみでもある)。
やめてから「酔う」という感覚を改めて思い出したのですが、頭がぼわっとして、なんだかいい気分になるんです。一瞬。
とはいえ、やめてからは、そんなの年にほんの数日(10回くらい?)。半合という量だと、2時間ほどで飲んだことさえ忘れてしまうような感じでしょうか。