「眼瞼下垂」って知ってますか?(2)保険診療か自由診療か。それが問題だ(わたしの)

目の不調から、人生に突如登場した「眼瞼下垂」なる病名。知れば知るほど混乱したわたしは再びかかりつけの眼科医のもとに。保険診療か自由診療か……。よみがえるのは精密根管治療という歯の自由診療体験。医療記事ではなく迷いだらけの個人の体験談なので、サポートメンバー限定公開です。シリーズ(2)更新。
青山ゆみこ 2025.05.26
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「その後、いかがですか?」
「目薬のおかげでドライアイはましになった気がします!」
「そうですか、よかったぁ」
「先生、そうなるとよけいに目の重たいのがよけいに気になって……。あ、あのう、、まぶたが被さって視野が狭くなってるのを治療する手術があるってお聞きしましたよね」
「はい、眼瞼下垂の」
「自分で調べてみたら、すごくいろんな方法があるみたいだし、手術のあとかなり長く腫れるのを見て……」
「う、うーん?(首を軽くひねるR先生)」
「手術希望しても、すぐにしてもらえない場合もあるみたいだし、術後、そんなに腫れるなら、どれぐらいの回復期間を予定したらいいのか。結構ハードル高そうだなと、そんなことが気になってしまって……」
「あらあら。そこまでじゃないと思いますけれど。じゃあ一度ご相談されてみます? 信頼できる先生の病院への紹介状、書きますよ」
「紹介いただいても、手術はしないかもしれなくて、相談だけでも大丈夫ですか?」
「もちろんです。気になることを聞いてみて、決めたらいいんじゃないかな」
「じゃあ、(紹介状を)お願いしますっ」

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そんなわけで、ご用意いただいた一通の白い封筒をカゴに入れて、自転車を漕いで帰宅するや、まずMacBookAirをぱかんと開いて、紹介していただいた病院名を検索するわたしだった(また検索か!!)。
えー、だって、どんな病院か気になりますよね。どんな先生なのかも。

ご紹介いただいた病院は、(仮に)Tクリニックとします。

Tクリニックと検索窓に打ちこむと、すぐさまトップにそれらしきホームページがヒット。即、クリック。

すると、ぱっと現れたサイトを見れば見るほど、わたしの目はどんどん大きく開いて、たぶん眼球が全開になっていたと思う。驚いて。

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