暑中見舞いなどの葉書についびっしり書いてしまう派(のわたし)
三連休の最終日。というか、お盆休みの真っただ中ということに一昨日気づいた青山です。残暑お見舞い申し上げます(投稿時、暑中見舞いと書いていたわたし……ヒィ背筋冷える。ここは修正したもののタイトルはママにしておきます)。
昨日は、福岡などで線状降水帯の発生が起きてすさまじい雨というニュースにどきどきしていました。今朝起きたら、さらに大変なことになっている熊本や九州各地の動画がたくさんSNSに流れてきて……被害が少ないこと祈っています。
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わたしの現状ですが、まあまあテンパっています。仕事がたて込んでやることテテンコモリなのに一向に進んでおらず、どきがムネムネしていて、ヤバい。
そんなわけで、今日のレターは、自分を少し落ち着かせるために、共著新刊の御礼、雑感などを独り言のようにとりとめなく書かせてもらうことにしました。
そうですね、暑中見舞いが届いてみたら「なんや、この人ようわからんけど、自分の話ばかり書いてるわ」みたいな感じでしょうか。このレターもそういえばなんか葉書が届いてたなあ、と思い出したときに、ゆるっとお読みいただけたら嬉しいです。
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共著新刊のこと。
前回のレターでもお知らせしていた細川貂々さんとの共著『相談するってむずかしい』(集英社)が、8月5日に予定通り発行の運びとなりました。
早めに入荷したお店もあったようで、8月3日くらいから本屋さんのお知らせ投稿が目に入るようになり、その都度、胸がじーんと励まされました。嬉しかったです。ありがとうございました。
発売日以降も、全国のいろんな本屋さんがご紹介くださっていて、感激し続けています。 本当はぜんぶの投稿を紹介したいところ、一部抜粋となって恐縮ですが、少し貼らせてください。
(わたしの知る限りでは)大船のポルベニールブックストアさんの投稿が最初に目に入りました。まだ発売日まで日があったので、わ、と嬉しく驚きました。


相談することは自分を発見すること、"場"を見つけること、そんな広がりを見せてくれる一冊。
誰だって辛かったら相談していいんだ。相談しよう、そうしよう!
青山ゆみこ 細川貂々『相談するってむずかしい』(集英社)
#本日の注目本


入荷しました🦀
自分にとっても「相談する」はかなり難しいジャンルです。でもここ何年かで少しずつできるようになってきたかも?いや、まだまだかも?
この本読んで勉強します!
本日も20時までカニッと営業中🐙


『相談するってむずかしい』
青山ゆみこ、細川貂々
私も相談するのがやや苦手で、ある程度ココロが決まらないと口に出せない自分がいます(頑固なのかも🙄)
そんな堅めの背中をやわらかく押してくれそうです☺️
harukara-reading.stores.jp/items/689713b2… 青山 ゆみこ、細川 貂々『相談するってむずかしい』 ◆ケアする本屋「はるから書店」◆ 2025年8月 集英社 ISBN 978-4-08-788120-2 四六判 厚さ16 harukara-reading.stores.jp
ほか、たくさんの本屋さんによる投稿があって、本ってまず本屋さんに並ばないと読み手には届かないので(ネット書店もあるとはいえ)、本当に嬉しいです。
また、いち早く入手してくださって読んだ方の感想もたくさん目にしています。 貂々さんとこまめに共有して、「こんなふうに読んでくださったんですね」「励まされますね」と自分たちの仲間の話を聞くように拝読しています。

実際の困り事や悩みって「ここをこう改善すれば解決する」というようなものではなくて、日々をなんとかやり過ごしながら少しでもマシな方へ向かうしかなかったりするので、そんな時にお二人が作られている「場」ってすごく大切なんだと思いました。



「話す」と「聞く」。
このところずっと考えてること。
そんな今この本が手元に届いたことに、心のなかで手を合わせた。
“困ったら誰かに相談しましょう”とよく言われるけれど、本書にあるとおり「相談する」ってけっこうむずかしい。→

移動のお供は『相談するってむずかしい』青山ゆみこ&細川貂々
青山さんも貂々さんも、前著を拝読して畏れながら、自分のコト⁉️と伴走してくれてる気持ちでいたので、お二人一緒の著作は、他人ながら感慨深い。
青山さんも貂々さんも、言葉を交わす場所を作る取り組み→

相談するって難しい
文:青山ゆみこ 絵:細川貂々
※備忘録でもあるので感想は少し長いです。
コロナ前ぐらいの頃のsnsからの青山さんの心情を追いながら話を聞いてる気分で読み進めた。
結論を言わない、解決策を言わない、意見を言わない、そんな場を必要な人がたくさんいると?
かつては「相談できない」が悩みのお二人がそれぞれ喋って聞き合う場を開きいていく。相談って解決しなきゃっておもいがちだけど一緒にいるだけでもいいんだよね。お互い知らない同士だから

相談する・相談にこたえる、という関係ではなく、言いっぱなし・聞きっぱなしの場だからこそ、語れること、受け取れること、気づけることがある。
青山ゆみこさん、細川貂々さん、それぞれがなぜそういう場づくりを続けてきたかを知ることができる本。

『相談するってむずかしい』 細川貂々・青山ゆみこ #ブクログ
booklog.jp/item/1/4087881… 相談するってむずかしい | 細川貂々のあらすじ・感想 - ブクログ 相談するってむずかしい | 細川貂々のあらすじ紹介と本好きな方々による感想・レビューです(本棚登録数: 59/レビュー数 booklog.jp

めっちゃ共感したー!
当会や家族会のことも取り上げて貰ってた!嬉しいー。
「出席番号1番女子責任感強い説」
首がもげるほど頷いた。
私も旧姓「あ」からはじまりずっと1番。
その上、背の順でも一番チビだった。
なんつうか度胸つきますよねー青山さん!
#相談するってむずかしい

#細川貂々 #青山ゆみこ
私も人に相談することが悪いことだと思って育ってきた子どもだったので、共感するところが多々。
また、現在自助グループを運営している立場としてとても参考になる本でした。
全員の投稿を紹介したいくらい、一つひとつ嬉しく食い入るように読んでいます。Instagramとツイッター(X)では、ついエゴサしてしまうので、普段以上にツイ廃気味のわたしです……。新刊が出たら著者というのは気持ちがいろんな意味で揺れる。ということを久しぶりに思い出してもいます。
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8/9に開催された神戸元町「1003」での発刊記念トークイベントのこと。
相談本の最初のイベント。ご興味もってくださった方が多く、定員から少しお席を増やしていただいて、それも満員御礼。貂々さんと二人で喜んでいました。ご店主の奥村千織さん、参加くださった皆さん、ほんとにありがとうございました!
なぜ「1003」さんでイベントを開いていただいたかと言うと、この本にも登場するからです。わたしがいま開いている「ゲンナイ会」は、そもそもは奥村さんが提案くださった「著者と読む読書会」が始まりなんです(という話をイベント時にしようと思っていたのに忘れてたことを今思い出しました……汗)。
このトークイベントは、貂々さんとわたしが話をしあう、という通常のトーク形式ではなく、「相談」をテーマに事前質問をいただいて、皆さんのいる場でその文章(皆さんからの話)を読みあげながら、感じたことをわたしたちが少し話し合う。そんな進行でした。
参加くださった方が感じられたように(本を読んだ方が知るように)、貂々さんとわたしは考え方も性格も全く異なります。真反対かと思うほど違います。なので、普段から一つの「問い」に対して、黙っていても同じことを考えているとかまったくありません。黙っていると、ただ、違うことを考えている。そしてそのことに気づくこともない。
だから、話をしてみる。すると、これまたますます「一つの答えに辿り着かなくなる」し、むしろどんどん「新しい問いが出る」ことの方が多い。
「え!貂々さんはそんなふうに考えるんですか?」
「そうですね、青山さんがそんなふうに考えることがいまわかって新鮮です。わたしは違います」
「そこの違いをもう少し聞かせてもらえますか?」
なんて感じで。
思えばわたしたちは4年以上そんなふうに「違いますね」「なんて違うんでしょう」と話し続けてきて、トークイベントではそのまんまを見ていただいたのではないでしょうか。
皆さんからの質問は、わたしたち二人にもなかった「新しい視点」だったりしました。なので、イベント中も話をしながら、その瞬間にどんどん視界が開けるのを感じていました。
不思議なんだけど、「違う」ことが増えて、違いをまず認めることから始めると、世界は嫌な感じに閉じない。開いている限り、例えば、違う意見が出たときに「説得される」ような、誰かに頭を押さえつけられるような圧迫感もないし、誰かの言葉もまずそのままを受け取ることができる。
イベント中、何度もわたしは驚きながら、不思議さと気持ちよさを感じていました。良い意味での課題も自分にもらいつつ。
さて、そんなトークイベントの場をつくってくれたのは、質問を書いて話を聞かせてくれたり、当日、誰かの話をぐっと聞き入ってくれた皆さんだと思いました。一人ではできないし、二人でも辿りつけない場所ってやっぱりあって、ああやって人がたくさん集まり、声を重ね合うことで、生まれる時間があるんだなと胸がいっぱいになりました。本当にありがとうございました。
このトークイベント会場には、集英社の担当編集の平本千尋さんも東京から来てくれていたんです(サイン会のときに真ん中にいた女性)。
彼女はこの一年、もう一人の共著者のようにがっつり本づくりにかかわって、「どんな本にしたらいいか」アイデアを山盛り出してくれた人であり、貂々さんとわたしと同じく「相談するってむずかしい」「人と関わるってむずかしい」とご自身の話もずいぶん聞かせてくれて、わたしも話を聞いてもらっていた人です。
なので、この本に関心をもって集まってくれた皆さんとの場を彼女と共有できたことも嬉しかったです。彼女がいなかったら、この本は間違いなくうまれなかったと思います。そして、その本があって皆さんともお会いできたわけですし。
あと、なんだか安心できるようなやさしい装丁、本のデザインを担当してくれたデザイナーのいわながさとこさんも京都からお越しくださっていました(矢萩多聞さんの「本とこラジオ」の合いの手でもおなじみの方)。
いわながさんとは、本とこラジオ越しに何度か話したことがあったけど、リアル対面は初めてだったので、めちゃ嬉しかったです。いわながさんも、自分が手がけた本を、読んでくれる方が手にしている姿を見て嬉しかったんじゃないかな(わたしなら相当嬉しい)。 そんな機会になったことも、1003さんという本屋さんがあったから。ありがたいありがたい(お経のように唱えてしまう)。
特別な一日なりました。

イベント用に本棚を移動して設営いただいた1003さん。大きな窓から明るい日射しが入って気持ちよかった〜。皆さんのお顔もよく見えました。あの風景をわたしは忘れません

明日はイベント開催のため、13時からの通常営業です。
イベントは満席御礼、万一キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。
イベント当日はこんなセッティングまで(感涙)。
終了後、「1003」さんでは改めてサイン本を作らせていただきました。二人揃う場じゃないと二人のサインは並ばないので(当たり前ですけれど)、貂々×青山のサイン本は希少になると思います。貂々さんの素敵なイラスト付きなので、貂々さんファンにお薦めしますっ。詳しくはお店にお問い合わせください。たぶんオンラインストアにも入ると思います(
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実はこの同日、毎日新聞の「今週の本棚・著者に聞く」(8/9付)で『相談するってむずかしい』(集英社)のインタビューが掲載されたんです。 記者は浜田和子さん。本の内容を踏まえながら、わたしたちのストーリーを書いてくださったような記事でした。 有料記事ですがwebでも読めます〜。
細川貂々さんと二人の写真も撮っていただいて、恥ずかしいけど嬉しかったです。
以上です。
とりとめない今週のレター、読んでくださってありがとうございました!
あ、この自分の投稿も足させてください。

(おわり)
サポートメンバーの皆さんのおかげで、こうして誰でもお読みいただけるレターを配信できています。いつも感謝の気持ちです。
次回は、このthe letterの運営会社に大きなトピックがあったので「書く場所」についてわたし自身が感じていることを書きたいと思っています(予定)。
わたしが初めてインターネットの大海で書き始めたのは2001年頃、「ブログなるもの」が少しずつ世間に広がったときなんです。「ブログとはなんぞや」を知ってもらうために、いえば社命を受けて書き始めたのですが、わたしはちょっとした事件を起こしてしまい、降格処分になったり、うーん、いろいろありました。そんなことをサポートメンバー限定公開でお話したいと思います。
◉お知らせ◉
8/31(日)細川貂々×青山ゆみこトークイベントin宝塚市立中央図書館
実は、中央図書館さんで貂々さんと二人でお話しするトークイベントは3年連続、3度目なんです。「生きづらさ」や「発達障害」「メンタル不調」などいろんなことをお話してきたのですが、今年は「相談」をテーマすることにしました。
このイベントも、参加くださる皆さんから事前に質問などを受け付けて、それを貂々さんとわたしで改めて考えていく予定です。
いろんなお考え、悩み、思うことなどお寄せいただけたら嬉しいです。すでにほぼ定員の申込みがあったとお聞きしていますが、8/17まで申込み可能です(応募多数の場合は抽選)。詳細はこちらにて↓
イベント終了後は二人の著書のサイン会もあります。
●8/24(日)「ゲンナイ会」in神戸・新長田「本屋ロカンタン」のこと
毎月、神戸元町で開催している「ゲンナイ会」。8月は、神戸・新長田にある「本屋ロカンタン」のご店主・萩野 亮さんと相談して、コラボ開催させていただくことになりました。以前にこのレターでも紹介したことがある素敵な本屋さんです。
わたしは神戸の第3学区(この言い方がわかる人は昭和?)の出身で、新長田は、高校の同級生がたくさん住んでいた馴染みのある街でもあります。荻野さんのいる「本屋ロカンタン」さんがあるから、最近こうしてまたこの街にくる機会が増えて、とても嬉しいし、そんな場所で「ゲンナイ会」ができることも、とてもありがたいです。
『相談するってむずかしい』を読んで、なにかの会に参加してみたいという方も気軽にどうぞ。少人数の安心できる場だと思います。
あと少し受付できるようなので、よろしければ〜。
どうぞよろしくお願いいたします〜。
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